ビールに合う北の魚、氷下魚(こまい)

八月の盛夏に、北海道の魚「氷下魚(こまい)」をご紹介するのは少し意外に思われるかもしれません。
その名は、厳冬期のオホーツク海などで氷の下を群れ泳ぐことに由来し、北海道では冬を象徴する魚のひとつです。
しかし実は、夏の食卓にもぴったりの存在。氷下魚は脂がほどよく控えめで、身は淡白ながら噛むほどに甘みが増していきます。干物にすれば香ばしさが際立ち、冷たいビールやハイボールとの相性も抜群。暑い季節だからこそ、この北の味覚の清涼感が心地よく感じられるのです。
「hokkaido高田家」でも、氷下魚の干物を軽く炙り、骨まで香ばしくお楽しみいただけるようにご用意しております。京都の夏に、北海道の涼やかな恵みをぜひ感じていただければ幸いです。
